3/12の特別授業は何と近畿大学の世耕 石弘氏と車椅子YouTuberの寺田ユースケ氏にお越しいただきました。

2025.03.12

3月12日の授業は、2部制で豪華なゲストにお越しいただきました!!

第1部:「知と汗と涙の近大流コミュニケーション戦略」

世耕 石弘氏は、少子化や大学間競争の激化といった課題の中で、近畿大学がユニークな広報戦略を展開していることを紹介して頂きました。
例えば、ラッパーを起用したプロモーションビデオや、大阪らしいユーモアを活かした大学としては考えられないPR活動を行い、若者に響く発信を意識されています。こうした取り組みにより、ブランド力を高め、大阪以外からの志願者数も増えているそうです。

受講者の方の感想を一部ご案内させて頂きます。
「情報発信の質量ともに、流石です。
本当にありがとうございました。
これからもっと変化、進化していくのだろうなって思いました。外部の制作の方が気がつけば作業員になってしまっている話は私も体験があるのでとてもおもしろかったです。」

第2部:「笑いと挑戦で切り開く 車椅子YouTuber 多様性時代のおもしろ発信力」

寺田ユースケ氏は、生まれつきの脳性麻痺と向き合いながら、多くの挑戦を続けてきました。野球、お笑い芸人、ホスト、全国車椅子ヒッチハイクなど、差し伸べられた手を掴んで多様な経験を積み、社会の偏見を打ち破ってきました。
また、YouTubeチャンネル「寺田家TV」では障害者の視点から様々な情報を発信し、約9.5万人のフォロワーを獲得。最近ではユニバーサルツーリズム事業を立ち上げ、クラウドファンディングで約580万円を調達しました。「障害=不利」ではなく、「面白さ」に変える視点が重要だと語られました。

受講者の方の感想を一部ご案内させて頂きます。

「手を差し伸べられたときにつかむ勇気がこんなにも人生の可能性を広げるんだと生き方を学ばせてもらった感じです。
面白い人になろうとすると面白がってもらえるなど、いろいろ名言出てました。お母様とのお話は泣きそうになりました。
弊社代表の坂田も元芸人で愛知出身。このご縁で何かご一緒できたらと思います。
本当にありがとうございました」

一見共通点が無いように見える、世耕氏と寺田氏の活動には、新しい視点での情報発信という共通点があります。どちらも固定観念を超え、広報の新しい可能性を示唆する講演となりました。
こういった授業を行える事はがっこうを作って良かったと思う瞬間でした。

これからも広報のがっこうをよろしくお願いします!

広報のがっこう
おもしろい情報発信を学ぶ
世耕石弘氏
寺田ユースケ氏

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